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NURO光の代理店の勧誘がウザい!申込むとどうなるか検証してみた

投稿日:2018年2月25日 更新日:

自宅でのインターネット利用有無にかかわらず、誰もが一度は代理店によるNURO光勧誘を受けたことがあると思います。

忙しいときに限ってかけてくる電話は大体が勧誘電話ですし、せっかくの休日を代理店の訪問販売員に潰された、という人も少なくないのではないでしょうか。要らないと断っているのに何回も勧誘してくる代理店はウザいことこの上ないですよね。しかも高額なキャッシュバックをちらつかせてきますが、逆に金額が多いことが不安になります。

今回の記事では、よくあるちょっとウザい勧誘手口とその裏側についてまとめました。

そもそもNURO光って何?という方は、こちらの記事でわかりやすく解説していますので見てみてください。

代理店の勧誘手口とその裏側

一口に代理店の勧誘と言っても、いろいろな手法があります。主な3つの手法をまとめました。これらの方法で勧誘された場合、即決で申込するのは大変危険です。「いいな」と思っても、必ず誰かに相談した上で結論を出しましょう。

電話による勧誘は知識のないアルバイトがほとんど

一番多いのが、電話による勧誘でしょう。

突然知らない番号から電話がかかってきて、出てみたらNURO光の勧誘だった、という人は多いと思います。電話越しでいろいろとまくし立てられて、よくわからないから断ったらガチャ切りされたり、悪態をつかれたりして、嫌な思いをした経験は誰でも一度はありますよね。

こうした代理店による電話勧誘は、実はそのほとんどがあまり営業経験のないアルバイトによるものです。あらかじめ決められたトークスクリプト(営業トーク集)を使い、人海戦術よろしく大量のアルバイトが電話しています。代理店には決められたノルマがあるので、営業の質よりも量を優先しなくてはいけないからです。アルバイトに充分な商品知識を教える余裕も無いので、強引な勧誘をしたり、誤った案内をしてしまう訳です。

電話勧誘には「自分には不要である」ことをはっきり伝えることが大切です。

なぜ代理店は自分の電話番号を知っているのか?

電話勧誘を受けた際に一番嫌なことは、「なぜこの電話番号を知っているのか?」ということでしょう。タウンページに電話番号を載せていない人は多いですし、知り合いにしか教えていないのに、という人も少なくないと思います。となると「個人情報の漏えいがあったのかも」と心配になりますが、実はこれは誤解だったりします。

ほとんどの代理店は、ランダムに作成した電話番号に手当たり次第に電話しています。存在しない電話番号にかけることもしばしばです。とにかく1本でも多く電話し、幸運にも繋がったら何としても獲得する、という営業スタンスが多いのです。

中にはプロバイダから依頼を受け、リストをもらっている代理店も存在します。この場合は、既にそのプロバイダと契約している、または契約していたという人がリスト化されています。これを断りたい場合は、契約しているプロバイダに直接相談するといいでしょう。

電話よりも断りにくく勘違いもしやすい訪問販売

電話勧誘と比べると頻度は多くないですが、こちらも鬱陶しい勧誘の一つです。

直接自宅に来て対面で勧誘されるので、なかなか断りづらく、長時間居座り続けられたという人も少なくないのではないでしょうか。中にはNTTの工事業者を名乗ってくることもあるので、よくわからないまま書面にサインをさせられてしまったという人もいるでしょう。

訪問販売は電話勧誘と比べ、ある程度商品知識や営業スキルを身に着けています。しかし訪問ですから、電話よりも相手の警戒心が強いことを自覚しているため、電話勧誘以上に強引な販売員が目立ちます。「NTTですが、この近辺でインターネットの工事が行われることになったので~」は訪問販売の常套句です。電話での勧誘と同様、ノルマがあるので代理店としても必死にならざるを得ないからです。

最近はプロバイダ側が悪質な訪問販売についての注意喚起を公式サイトで載せています。プロバイダが正式に認めている代理店は、必ず首から身分証明となる社員証を下げ、名刺を渡すことが義務付けられています。工事業者を名乗ることも絶対にしません。訪問販売員が来たら、玄関を開ける前にまずこの3点を確認しましょう。

投函されているチラシは管理会社の許可は得ていない

集合住宅に住んでいたら、一度は見たことがあるであろう「チラシでの勧誘」です。

電話勧誘や訪問販売と違ってそこまで煩わしさは無いものの、ポストに不要なチラシが投函されて、イラッとした経験は誰もがあると思います。たいてい、ポストに「チラシお断り」のシールを貼ってもお構いなしに投函してきますよね。もちろん、管理会社の許可も得ていません。

こちらも代理店による勧誘活動となりますが、電話勧誘や訪問販売とは違って「受け身」の営業活動です。そのため、一見強引さは見られないものの、興味を持ってコンタクトを取ってきた人に対して、粘り強く(しつこく)営業していくというのがチラシメインの代理店の営業方法です。基本的にチラシは良い点だけが目立つようにデザインされ、条件やデメリットは誰も読まないような小さい字で書かれています。この点を代理店に質問してもはぐらかされてしまうことが多いため、代理店に対して強気で出られる人以外は、こうしたチラシは利用しない方が良いでしょう。

代理店から申込する前に気を付けたいこと

代理店による勧誘は様々な経路がありますが、基本的にどの勧誘方法でも行きつく先は同じです。代理店の勧誘に乗って申し込んだ後どうなるか、調べてみました。

高額なキャッシュバックや割引には条件がある

こうした代理店による勧誘で一番目につくのはやはり高額なキャンペーンです。

ある代理店を例に出しますが、申込の特典として50,000円の現金キャッシュバックがもらえるというキャンペーンを行っています。50,000円という破格の金額ですが、これを全額もらうためには以下のオプション加入が必須になっています。

  • NURO光でんわ(月額500円)
  • So-net 安心サポート(月額300円)
  • So-net くらしのお守り ワイド(月額400円)
  • NURO LTE (モバイル回線)(端末代金38,800円~)

しかも加入すればいいだけではなく、半年間利用しなくてはいけないことになっています。モバイルルーターの端末料金だけでも4万円弱かかっているのに、さらにオプションの料金を加算すると7,200円ですから、ほぼキャッシュバックの旨味が無くなってしまいます。一度にもらえる金額は大きくても、後々このような形で請求されては、せっかくのキャンペーンも意味がありませんね。

代理店がオプション加入を勧める理由は、オプション1件にもインセンティブが加算されるからです。ただし長く使ってもらい、月額料金が発生しないとインセンティブは入りません。そのため、高額なキャンペーンをダシに、オプションの加入と利用を必須としているのです。

今のところから切り替えることによるデメリットを考える

気を付けなくてはいけないのは、申込特典を受け取るための条件だけではありません。NURO光に切り替えた際に発生するデメリットも考える必要があります。

まず最初に考えるべきは、現在使っているプロバイダとの契約期間です。最近は携帯電話の契約のように、ほとんどのプロバイダで最低利用期間や定期契約期間というものを設けています。決められた年数を使わないまま解約すると、高額な違約金や解約手数料がかかる場合があります。代理店の営業トークに、「うちでもらえるキャッシュバックを違約金の補てんに充てたらいいですよ」と言われることがありますが、条件によっては賄いきれないこともあるので、契約期間や違約金を確認しましょう。

次に、切り替えた後の月額料金を考えましょう。今の契約にスマホなどとのセット割引がついていると、切り替えたことによりセット割引が外れ、却って高くなってしまうこともあります。今利用しているプロバイダの利用明細としっかり金額を見比べましょう。

代理店による「今より安くなりますよ」「お得なキャッシュバックは今だけですよ」には充分注意が必要です。

お得に申込するとしたらどこがいい?

代理店の勧誘にうっかり乗ってしまうのは大変危険です。ですが、NURO光自体は下り最大2Gbpsと世界最速の上、コストパフォーマンスも良い光回線ですので、今の契約に不満を感じている人にはうってつけのサービスです。怪しい代理店に騙されず、お得に申込する方法をまとめました。

ソネットの公式キャンペーンは条件なしで比較的高額

まず最初に見てほしいのはソネットの公式キャンペーンです。公式キャンペーンは代理店と比べて特典が薄いという印象がありますが、ソネットは集客のためかとても頑張っています。

まず、無条件で30,000円のキャッシュバックが貰えます。オプション加入などの条件はもちろんありません。貰える時期は開通から4か月後とやや遅めですが、確実に30,000円もらえるという点がとても好評です。

またキャッシュバックの他、工事費無料キャンペーンや無料訪問サポートなどの特典も魅力的です。これらは申込するだけで特典としてついてくるので、申込条件をつけてキャッシュバックを高額に設定している代理店よりも、よほど公式キャンペーンの方がお得です。

勧誘はせずWEB広告のみで集客している代理店

「代理店=詐欺」かというと、必ずしもそうではありません。「NURO光 キャンペーン」などのキーワードで検索すると広告表示される代理店は、積極的に勧誘活動を行っている代理店と比べて良心的です。

こういう代理店は営業拠点を持っていないので、運営コストや人件費がほとんどかかっていません。かつ、ノルマというよりは「1件いくら」というインセンティブ方式が多いため、申込条件を付けなくても、売り上げに影響はないからです。問い合わせをしても、しつこく迫ることもしません。

キャンペーンも、ソネットの公式キャンペーンと遜色ないものが多い上、「受け取り時期が公式と比べて早い」「支払い方法に口座振替が選べる」と、公式にはないメリットがあります。

NURO光の興味はあるけれど、どこに問い合わせたら良いかわからないという人は、こうしたWEB代理店に問い合わせしてみるのも一つの方法です。集客にガツガツしていない分、メリットやデメリットを丁寧に説明してくれます。

まとめ

代理店からNURO光の勧誘を受けて、せっかく「いいな」と感じても、知識の浅いアルバイトに適当に案内された結果不都合が生じたり、必要のないオプションを多数つけられて結局料金が安くならないなど、代理店を通じた申込で失敗した経験がある人は多いでしょう。

電話なり訪問なり、代理店からの勧誘を受けた場合はメリットだけを信じるのではなく、その裏に隠されたデメリットを深く追求することが大切です。代理店は獲得のためにメリットしか言いませんから、少しでも疑問に思ったら気の済むまで質問してみてください。質問をはぐらかそうとしたら、その代理店は信用できません。

また、高額なキャンペーンにはオプション加入必須などの条件が絶対についていますので、その点も説明してくれる代理店を選びましょう。優良な代理店はそうした説明をこちらが納得するまで行いますし、そもそも条件を設定していないことが多いです。

NURO光自体は仕様や料金面をみるととても良いサービスですから、代理店の悪い印象だけで使わないという選択肢はもったいないです。きちんとルールに則って活動している優良代理店も存在しますし、ソネットの公式キャンペーンは無条件で代理店と遜色ないキャンペーンを提供しています。NURO光や公式キャンペーンについてはこちらの記事で詳しく説明していますので、併せて読んでみてください。

>>NURO光の詳細なレビューを見てみる

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