快適にネトゲを楽しみたいなら、光回線を選ぶ必要があります。しかし光回線と一口に言っても、プロバイダは多数存在します。その中から最適な光回線を一から探すのは大変ですよね。光回線に求められる条件も気になるところです。
この記事では、ネトゲのジャンル別に光回線に求められる条件と、光回線の選び方のポイントについて解説しています。
ジャンル別!ネトゲを快適に遊ぶために必要な条件
ネットゲームをする上で必須になる光回線。遊びたいゲームのジャンルによって光回線に求められる条件が変わります。大きく3つのジャンルに分けて解説します。
1.MMO RPG
FF14やDQ10に代表されるMMO RPG。各メーカーが出しているプレイ条件は以下です。
- FF14:ブロードバンド環境
- DQ10:ブロードバンド環境
- リネージュ:通信速度 256kbps以上
- ラグナロクオンライン:通信速度 1.5Mbps以上
上記の4つは特にユーザーが多い有名どころのMMO RPGです。いずれも、光回線ならカンタンに達成できるような条件です。特にFF14とDQ10は極端な話、ADSLでも達成できそうに思えますね。ですが快適にMMO RPGを楽しむためには、光回線が必須です。
他のプレイヤーが存在するMMO RPGでは、常に大容量のデータをやり取りしています。大容量かつ高速での通信が可能な光回線でなければ、例えば他のプレイヤーが見えなくなってしまったり、読み込みが遅くてクエストが始まらないなど、プレイに支障が出てしまいます。
MMO RPGの醍醐味は他プレイヤーと協力して進めることができることです。ですが「他プレイヤーはすでにクエストを開始しているのに、自分はまだ読み込んでいる」という状態では、楽しく遊ぶことはできないですよね。快適に遊ぶなら、高速かつ大容量の通信ができる光回線が必要です。
2.FPS
「今夜はドン勝だ!」でおなじみのPUBGや、コールオブデューティー(CoD)といった、1分1秒の反応の違いが勝敗を分けるFPS。必要な条件を見てみましょう。
- PUBG:ブロードバンドインターネット接続
- フォートナイト:インターネット条件記載無し
- コールオブデューティー:インターネット接続
- バトルフィールド:512kbps以上のインターネット接続
意外にも、通信速度の要求値はそれほど高くありません。FPSの場合、通信速度以上に「通信の安定性」が重要になってきます。
通信が安定していないと、「キャラクターを前に歩かせたはずなのに、数秒後に元の位置に戻っている」といういわゆる「ゴムバンド現象」が起きたり、「相手に攻撃を命中させたはずなのに、当たっていないことになっている」ということが起こります。これは、通信が安定していないために、もう一度最初から読み込みし直しているからです。最悪の場合対戦中に通信が途切れてしまい、強制的にゲームが終了することもあります。
通信がしっかり安定していれば、上記のようなことは起こりません。FPSはいわゆる対人ゲームですから、通信の不具合が原因で勝敗が決まってしまうと、これほど面白くないことはありません。自分のテクニック不足なら練習すれば上達しますが、通信ばっかりは何ともできないですからね。
FPSを快適に遊ぶには通信速度だけでなく、通信が安定している光回線が必要です。
通信の安定性はどうやってみるの?
通信の安定性は、「ping(ピン)値」というもので測ります。この値が低ければ低いほど、通信が安定した回線であるということになります。FPSを快適に遊びたい場合、この値が「50ms」以下であれば問題ないと言われています。
通信速度と安定性は必ずしも比例するものではありません。とはいえ通信速度が速い方が、安定した通信ができる可能性が高くなっています。
3.ブラウザゲーム
PS4やXBOXといったハードを使わず、IEなどのインターネットブラウザで遊ぶいわゆる「ブラウザゲーム」にも、必要な条件はあるのでしょうか。
- 艦隊これくしょん:インターネット条件記載無し
- 刀剣乱舞-ONLINE-:インターネットの条件記載無し
- チェインクロニクルシリーズ:インターネットの条件記載無し
上3つは人気の高いブラウザゲームですが、なんとその3つともが「条件なし」でした。
ブラウザゲームは自分自身で操作するというよりは、戦術や戦うキャラクターを選択したらあとは待つだけという、いわゆる「放置ゲー」が主流です。とはいえ主にアイテムガチャや、キャラクターデータの更新など、様々なシチュエーションで頻繁に読み込みを行っています。特に最近はグラフィックにこだわったゲームも多く、読み込むデータ量はゲーム機で行うゲームと同等です。
通信速度が遅いとデータの読み込みに時間がかかり、時間限定のイベントに間に合わなかったり、ゲームデータのダウンロードが終わらずいつまで経ってもクエストが開始されないという事態が起こります。
MMO RPGやFPSのような自分自身を操作するゲームではなくても、やはりある程度の通信速度や安定性が確保できる光回線を選びましょう。
条件に合う光回線を選ぶための2つのポイント
ジャンルごとに光回線に必要な条件を解説しました。次は、この条件に合う光回線の選び方を、2つのポイントに絞って解説します。
下りの最大速度が速いプロバイダを選ぶ
快適にネトゲを楽しむためには、「通信速度」と「通信の安定性」の2つが必要です。
速度が速く、通信が安定している光回線を選ぶためには、各プロバイダが提示している「下りの最大速度」を確認しましょう。「下り」とはダウンロードのことで、「下りの最大速度」は「データをダウンロードするときの速さ」と言い換えることができます。常にゲームデータをダウンロードしているネトゲでは、この下りの通信速度が速ければ速いほど、読み込みの時間を短縮することができ、快適に遊ぶことができるのです。
最低でも、数値の単位が「Gbps(ギガビーピーエス)」となっているプロバイダを選びましょう。「Mbps(メガビーピーエス)」で設定しているプロバイダもありますが、ギガと比べて速さが1000分の1であるため、ネトゲには向いていません。
月々のコストパフォーマンスが良いところを選ぶ
選び方の2つ目のポイントは「コストパフォーマンス」です。
光回線は定額の月額料金制であるため、毎月一定の料金がかかります。そのため、「月々の予算」も考えておく必要があります。どんなに通信速度に優れている光回線でも、予算をオーバーしていたらネトゲどころじゃないですよね。
今の光回線は、月々5,000~6,000円くらいが相場です。プロバイダによっては、申込特典として一定期間割引を行っていたり、スマホとのセット割引を行っていたりします。こうしたキャンペーンをうまく利用していくのが、コスパの良い光回線の選び方のコツです。
快適にネトゲをするならNURO光がオススメ!
快適にネトゲを楽しむには、「通信速度」と「通信の安定性」が優れている光回線が必須です。しかし今は様々なプロバイダが競って光回線を提供しているため、どこのプロバイダが良いのか迷ってしまいます。
そんなときは、各プロバイダの「下りの最大通信速度」を確認します。ここでは、大手3社の通信速度を比べてみます。
- フレッツ光(NTT):100Mbps~1Gbps
- auひかり(KDDI):1Gbps
- NURO光(ソネット):2Gbps
ソネットのNURO光が一番通信速度が速いです。それもそのはず、NURO光は「世界最速」がウリの光回線なのです。実際に、NURO光を使っている人の声も見てみましょう。
nuro光クソ速い pic.twitter.com/g4z8OymlmK
— ながくら (@nagakura_FAL) April 19, 2018
NURO光、今までで一番速い。
300Mbps. https://t.co/fOcgXFMFB3— あみご@ふいるむ (@tokyo_amigo) April 9, 2018
どんなに大容量のデータでも、下りの通信速度が20Mbps以上あれば、読み込みにかかる時間がほぼ無くなります。NURO光の場合、おおよそが20Mbpsを上回る通信速度で安定しているようです。
またNURO光は、インターネットに必要なものが全てコミコミで4,743円とコストパフォーマンスにも優れています。セキュリティサービスや無線LANといった、他社では有料のオプションも無料で使うことができます。
ネトゲをするためにNURO光に乗り換えたという人も多くいます。これから光回線を探し始めるという人は、まずNURO光から検討してみると良いでしょう。
まとめ
どのジャンルのゲームでも、快適にネトゲを楽しむためには「通信速度」と「通信の安定性」が重要です。光回線であれば何でもよいという訳ではなく、各プロバイダの「下り最大通信速度」を参考に、できるだけ通信速度が速い回線を検討しましょう。
光回線はその性質上、とても通信が速く、安定している回線です。今すでに別回線でネトゲで遊んでいるけど、読み込みが遅かったりキャラクターの動きが鈍いという人は、光回線に切り替えれば改善する可能性が高いですよ。
世界中のありとあらゆる人と繋がり、見知らぬ人と協力して遊ぶことが当たり前になったネトゲ。楽しく快適に遊ぶためには、光回線からこだわりましょう。