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元光回線営業マンが比較!戸建・引越しで損しないネット回線の選び方

光回線でテレビやVODを見る

光回線で地デジが見れる!ケーブルテレビ・アンテナとデメリット徹底比較

投稿日:2018年5月31日 更新日:

光回線でも地デジが観られるようになり、テレビの視聴方法はアンテナ設置一択から「自分に一番あったやり方を選ぶ」ことができるようになりました。

しかし選ぶことができるようになった反面、しっかり自分で視聴環境を考えて、整える必要が出てきたということになります。特に新築の戸建て物件は、何もしなければテレビを観ることすらできないのです。

とはいえ、準備をしようにも様々な方法があるため、何が自分に合っているのか比較しにくくなっています。「光回線だけでいいのか?」「アンテナを建てる必要はあるのか?」など、様々な疑問が浮かんでくることでしょう。

そんな人のために、ここでは光回線・アンテナ・ケーブルテレビの3つの方法について、各メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

光回線なら「ひかりTV」で地デジが見れる!

光回線はインターネットだけではありません。オプションでひかりTVを付ければ、今までと同じように地デジを観ることができます。

物理的にアンテナを建てる必要が無く、また周囲環境の影響を受けにくく映像が常にクリアであるということから、最近はひかりTVを選ぶ人が増えてきています。地デジだけでなくBSも視聴可能です。

新築戸建てはそのままじゃテレビが映らない

新築の戸建てでは、自分でテレビの視聴環境を整える必要があります。

といっても地デジ用アンテナを建てたり、光回線にひかりTVをオプションで付けたりと手続き自体はカンタンなのですが、意外とコレが忘れられがちです。やっと憧れの新居に引っ越してきて荷ほどきも終わり、さて落ち着いてテレビでも・・・と思ったら何も映らない!ということは、よくある「失敗談」なんだとか。

新築戸建てに引っ越す場合は、「どうやってテレビを視聴するか?」を忘れずに考えておきましょう。

光回線で地デジを見るメリット・デメリット

最近「光回線で地デジ」を選ぶ人が増えています。従来のアンテナを建てて視聴する方法と比べ、光回線で地デジを観るメリットには何があるのでしょうか。また光回線に地デジを観るにあたり、デメリットは無いのでしょうか。詳しく解説していきます。

インターネット回線としての質がいい

光回線は光ファイバーを使っているため、常に安定した回線です。

通信速度も速く、パソコンで動画を観るのにストレスがありません。YoutubeやHuluなど、テレビでは観られない映像コンテンツもサクサク楽しめます。こうした映像コンテンツは基本的に「ストリーミング再生」と言い、ダウンロードと同時に再生しているので、通信の速さ・安定性の両方が求められます。その点、光回線は映像コンテンツの利用にピッタリです。

もちろん映像コンテンツ以外にも、インターネットそのものも快適に楽しむことができます。大容量のファイルをやり取りしたり、SNSに写真や動画をアップロードしたりと、いろいろな使い方をすることができます。

多チャンネル・VOD・音楽・ゲームなどとにかく多彩

地デジ以外にも、多くの番組を観ることができるのも、光回線で地デジを観る大きなメリットです。

映画や野球、アニメといった専門チャンネルやVOD(ビデオ・オン・デマンド)、音楽配信など、とにかく多彩なチャンネル放送をいつでもすぐに楽しめます。特にVODはいつでも好きなときに、自分のみたい番組を観られるというサービスで、人気急上昇中です。

映像コンテンツ以外では、オンラインゲームも遊べます。オンラインゲームも大容量の通信を必要としていますので、通信の安定性が抜群の光回線はうってつけです。

テレビだけ見たい人にとってはコスパ悪い

ひかりTVは光回線を利用したサービスなので、光回線とプロバイダの契約が必須です。

そのためインターネットは全くやらない、という人にとっては、光回線+プロバイダ利用料金が無駄になってしまいます。光回線の相場は月々6,000円ほどなので、結構な金額になってしまいますね。

インターネットはやらないけど地デジは観たいという人は、違う方法を検討した方が良いでしょう。

光回線以外で地デジを見る方法その1「アンテナ」

光回線を使わず地デジを観る場合、テレビアンテナを設置します。

最も一般的な方法であり、家電量販店や工務店など、様々なところでアンテナの販売から設置までを行っています。申込から利用ができるようになるまで期間があく光回線と比べ、アンテナは設置すれば、すぐテレビを観ることができます。

最もポピュラーなUHFアンテナ

地デジを観るためには、地デジ用の電波を受信する必要があります。この専用の受信機が「UHFアンテナ」です。UHFアンテナを屋外の高いところに設置することで、地デジの電波を受信することができ、地デジが観られるようになるということです。BSが観たい場合は、地デジ・BS共用のアンテナを用意すればOKです。

「屋外にアンテナを設置すると、自宅の景観が損なわれて嫌だ」という人には、室内アンテナがオススメです。アンテナを屋内もしくはベランダに置くだけなので、作業も簡単です。しかし屋外に設置する場合と比べて電波の受信強度が弱いため、画面にノイズがちらつくことがあります。

初期費用はかかるけど設置すればタダ

アンテナを建てる場合、初期費用として「アンテナ代+設置工事費」がかかります。

アンテナ代は1~2万円ほど、設置工事費は2~3万円ほどなので、合計してアンテナ設置には5万円ほどかかる計算になります。しかしアンテナには維持費は無いので、一度設置してしまえば、その後かかる費用はありません。インターネットを使うことが極端に少ないのであれば、光回線ではなくアンテナを建てる方がコスト的には安く抑えることができます。

アンテナは基本的に屋外に設置するので、台風や積雪などで壊れたり、錆びついたりして電波が受信しにくくなることがあります。その場合は、新しいアンテナを建て直す必要があるので、初期費用が新たにかかってしまいます。

「電波に左右される」というデメリットがある

テレビを観ていると、画面がちらついたり、映りが悪くなったことはありませんか? それは、地デジの電波が何かに影響されている可能性があります。

アンテナで地デジを受信する場合、周囲の環境によっては地デジの電波に影響を及ぼすことがあります。特に新幹線が走っている地域は、新幹線が通ると大きく電波が影響され、最悪全く映らなくなるケースもあります。

こうした電波障害が起こりやすい地域ではアンテナを建てるよりも、周囲環境の影響を受けにくい光回線やケーブルテレビを使った方が良いでしょう。

光回線以外で地デジを見る方法その2「ケーブルテレビ」

光回線もアンテナも使わない方法として、「ケーブルテレビに加入する」という方法があります。

ケーブルテレビ(CATV)、よく耳にするサービスですよね。名前だけは知っているけど、詳しくは知らないという人が多いのではないでしょうか。

ケーブルテレビとは、家庭用の何十倍も大きなアンテナで周囲の電波を集め、有線(ケーブル)を用いて各家庭にテレビの信号を流すというサービスです。そのため、個人でアンテナを建てるよりも周囲環境の影響を受けにくいというメリットがあります。

ネットだけじゃなく多チャンネル放送も楽しめる

ケーブルテレビは光回線や同軸ケーブルという特殊な回線を用いているため、地デジ以外にもインターネットや多チャンネル放送も楽しむことができます。

ケーブルテレビの最大手であるJ:COMでは、実に90ch以上のチャンネル数を楽しむことができます。定額制のVOD(ビデオ・オン・デマンド)やカラオケなども充実しています。インターネットも使うけれど、それ以上に映像コンテンツを目いっぱい高画質で楽しみたい人は、ケーブルテレビを検討してみても良いかもしれませんね。

BSも観たいなら追加料金がかかってしまう

ケーブルテレビでBS(衛星放送)を観たい場合は、別途BS専用のチューナーが必要になります。

BS専用チューナーはケーブルテレビ会社からレンタル品で借りるか、自分で購入するかのどちらかです。レンタルする場合、月々1,600円ほど基本料金に追加されてしまいます。購入品となると、2~3万円ほどかかるので、どれだけの期間BSを観たいかによって選びましょう。

毎月一定額の費用がかかる

光回線と同様、毎月一定の月額料金がかかります。

ケーブルテレビの場合、光回線とは異なりテレビサービスだけの契約を行うことができます。その場合の月額料金は4,000円ほどとなります。光回線とひかりTVを契約するよりは少しお安めですが、それでも月々の予算をしっかり確認しておく必要があります。

光回線・ケーブルテレビ・アンテナの場合の料金コスト徹底比較

地デジを観るためには「光回線」「ケーブルテレビ」「アンテナ」の3つの方法があります。ここでは、それぞれにかかる料金について解説します。

  • 光回線の場合:初期費用3~40,000円/月額料金6,000円~
  • ケーブルテレビの場合:初期費用6,000円/月額料金3,600円~
  • アンテナの場合:初期費用5~60,000円~/月額料金0円

金額だけでみると、初期費用はかかるものの月額費用が全く要らない「アンテナ」が一番コスパに優れていますね。光回線やケーブルテレビは月額料金制なので、毎月の予算をしっかり把握した上で検討する必要があります。

しかしインターネットや固定電話、多チャンネル放送など地デジ以外のサービスも使いたい!という人は、アンテナではなく光回線やケーブルテレビと契約した方が結果的にお得になります。例えば光回線なら、キャンペーンで初期費用がタダになったり、現金キャッシュバックなどがあったりして、本来よりもお得な金額で使えることがあります。

全くインターネットを使わず、多チャンネル放送に興味の無い人はアンテナ。インターネットや多チャンネル放送に興味がある人は、キャンペーン込みで光回線やケーブルテレビを検討すると良いでしょう。

地デジが見れるテレビサービスがある光回線はこれ!

地デジが観られる光回線はたくさんありますが、ありすぎて、どの光回線を選んだら良いか迷ってしまいますよね。ここでは、人気が高い光回線サービスの中でも、さらにオススメの光回線をいくつか紹介します。

全国どこでも利用OK!NTTのフレッツ光

NTTのフレッツ光なら、「ひかりTV」というオプションで地デジを観ることができます。

専門チャンネルはもちろん、10,000本以上のVODを月々3,780円で楽しむことができます。地デジだけのプランでも1,080円ととてもお得。フレッツ光を引いていれば、大がかりな工事は不要ですぐに始めることができます。

関東・関西地方の人はソネットのNURO光

関東・関西地方の人なら、ソネットのNURO光がオススメです。

超高速・高品質のNURO光はテレビだけでなく、パソコンやスマホで観る映像コンテンツを楽しむのにうってつけです。通信速度が速く、安定しているため、動画が途中で止まったり、映像が乱れたりということがありません。

NURO光でも、地デジだけを観られる基本プランから、様々な専門チャンネルが観られるプランまで選ぶことができるので、自分に合ったプランを選択しましょう。

スマホがソフトバンクならソフトバンク光

スマホがソフトバンクなら、お得なセット割引があるソフトバンク光がオススメです。

ソフトバンク光では、月々660円で地デジを観ることができます。しかもスマホとのセット割引もあるので、スマホもネットもテレビも全てソフトバンクにまとめれば、それぞれ別々に契約するよりもお得に使うことができます。

しかし、ソフトバンク光のテレビサービスはあくまで地デジだけなので、専門チャンネルを観るためには別の契約が必要になります。

光回線でもKDDIの「auひかり」では地デジは見れない!

実は光回線の中でも、KDDIのauひかりでは地デジを観ることができません。テレビサービスはあるものの、多チャンネル放送とVODしか観られないものとなっています。

NTTのフレッツ光からauに乗り換えを考えている人は特に注意してほしいのですが、乗り換えた後は地デジ用のアンテナを自分で用意する必要があります。アンテナ代金や工事費用が別途かかってしまいますので、乗り換えを検討している人はそれ含めて検討しましょう。乗り換えることで却って高くついてしまうことがないように、しっかり初期費用や維持費を確認しましょう。

まとめ

地デジを観る方法は、光回線・アンテナ・ケーブルテレビの3つが最も一般的な方法です。

その中でも光回線は、維持費はかかるものの「画質がクリアで安定して観ることができる」ととても評判です。さらに高品質なインターネットを利用することもできるので、地デジだけでなく、あらゆる映像コンテンツを楽しめます。光回線とスマホをセットにすれば月々のコストも抑えられるので、光回線で地デジを観る人が増えてきています。

あまりインターネットを利用しない人なら、アンテナを設置する方がコストを抑えられます。しかし電波障害など周囲環境の影響を受けることもあるので、画面のちらつきや暗転が気になる人は注意が必要です。また台風や積雪が多い地方は、アンテナが壊れてしまうことも考えておきましょう。

ケーブルテレビは月々の料金がかかりますが、光回線と比べるとやや抑えめです。しかし、テレビだけでこの値段と考えると、少々コスト的には高く感じてしまいます。もう少し出せば高品質な光回線が使えるとなると、インターネットに興味がある人は最初から光回線を選んだ方が良いかもしれませんね。

総合的に考えると、絶対テレビにしか興味がないという人以外は、光回線を検討するのが良いでしょう。月々のコストがかかりますが、高品質なインターネットがいつでもで使い放題ですし、何より不具合があったときにすぐプロバイダに対処してもらえます。お得な入会キャンペーンを行っているプロバイダもありますよ。

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